西国第10番札所 三室戸寺
御本尊は秘仏の千手観世音菩薩。一般的な千手観音と異なり、三室戸寺の千手観音は腕が二臂(二本)と珍しい観音様です。また、境内には狛犬ならぬ狛牛や狛兎、狛蛇が安置され、そのユニークな姿が人気です。今秋11月9日~12月1日の土日祝は、9時から20分限りで、宝物館にて秋の特別拝観「観音様の足の裏を拝する会」が行われます(宝物館特別拝観料500円、開扉中の中途入館不可)。花の寺としても知られ、5月にはツツジ、6月にはアジサイが広大な境内をダイナミックに彩ります。また7月には本堂前のハスが次々と開花し、ハス酒を楽しむ会も開催されます。
拝観時間 8時30分~16時30分(4月1日~10月31日)
※拝観・納経最終受付は閉門30分前 入山料500円
〒611-0013
京都府宇治市莵道滋賀谷21 TEL 0774-21-2067
京阪電車「三室戸」駅下車 徒歩15分 駐車場有
西国三十三所は2018年に草創1300年を迎えました。
2020年12月18日(金)まで、記念事業期間だけの特別な行事を展開しています。
西国三十三所「観音菩薩は33の姿になって人々を救う」
西国三十三所は、和歌山県、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県の2府5県にまたがる33の寺院を巡る日本最古の観音巡礼。その歴史は養老2年(718年)にさかのぼります。奈良の長谷寺の徳道上人は、病で仮死状態となったとき、閻魔大王から、三十三所の観音霊場の功徳を世の中に広めるようにと33の宝印を授かりました。
今や大ブームの御朱印。そのルーツは西国三十三所に
閻魔大王の約束の証である宝印を33すべての寺院で集めると、極楽浄土への通行手形となる。これが西国三十三所観音巡礼の始まりであり、現在の「御朱印」のルーツとなりました。今や国内外問わずブームの御朱印集め。人気の秘密は、そのご利益はもとより、どれだけ眺めても見飽きない筆文字の美しさにあります。
参拝の後は甘いものでほっこり。笑顔を誘うスイーツ巡礼
スイーツには人の心を和ませる力がある。西国三十三所の札所寺院では「スイーツ巡礼」と称し、各寺院がおすすめの認定スイーツをご案内しています。参拝の疲れを癒すお楽しみとして、またご当地のお土産としてぜひお試しください。
西国三十三所札所会事務局
京都市中京区新町通三条上ル町頭町112 菊三ビル501
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