泉北ホーム株式会社(住所:大阪府堺市、代表取締役社長:山本 隆)は、省エネルギー性能に優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2021 (主催:⼀般財団法人日本地域開発センター) 」 において、全国1位となる大賞および、特別優秀賞、省エネ住宅特別優良企業賞を受賞しました。当社が重視する気密性・断熱性にこだわった家づくりが評価されたものと考えております。
■2度の大賞受賞は全国でも8社。「健康を守る住まい」のための取り組みが評価されました
当社の大賞受賞は今回で、2018年度以来2度目となります。2度目は前回受賞時より省エネルギー性や普及度の向上が必要となり、さらに難易度が高くなります。大阪では唯一当社だけが大賞を2回受賞しており、住まいを「健康を守るもの」と捉え、家づくりに取り組んできたことが改めて評価されたものと考えております。
東京都健康長寿医療センター研究所の発表によると、高齢者1万人あたりの心肺停止件数上位10位のうち、兵庫・滋賀・和歌山、京都、奈良と関西5県がランクイン。寒いとされる青森や北海道は下位に位置します。関西エリアは「冬、そんなに寒くならないから大丈夫」という考え方が根付き、家の気密・断熱への意識が低いため、ヒートショックによる事故につながっていると考えられます。
今回大賞を受賞した「フル装備の家(オール電化)」は断熱性・気密性にこだわるのはもちろんのこと、キッチンやお風呂も大手メーカーと同等のものを標準装備。「収納が足りなくなってきた」という困りごとを解決するためスペースを無駄なく使い、玄関、パントリー、階段下収納などあらゆる場所に収納スペースを設けているのも特徴です。
■泉北ホームが作る家は家全体の隙間がハガキ0.7枚分。「関西から日本の建築水準を上げたい」
快適な家づくりには断熱性・気密性が不可欠です。その要となるのが「窓」です。1998年の基準で建てられた家では、夏場は74%の熱が窓から入り、冬場は52%の冷気が窓から侵入します。日本の家の多くが熱を通しやすいアルミ窓で、断熱性能を示す「U値」(数値が低いほど優秀)はアメリカの1.9、イギリスの1.4、韓国の1.8に比べ6.5(※日本サッシ協会発表)と断熱性の低さが課題となっています。
「関西から日本の建築水準を上げたい」と考える泉北ホームでは、近畿大学 建築学部 学部長・岩前教授協力のもと、高気密・高断熱にこだわった家づくりに取り組んでいます。当社が提供する家は、断熱性能を示す「UA値」(U値と同じく数値が低いほど優秀)が0.50とすでに国が定める現行最高等級(UA値0.87)の1.7倍の性能。気密性能を示す「C値」(数値が低いほど優秀)は1.0以下を標準仕様としています(かつて国が定めていた次世代省エネ基準の家では、一番寒さに厳しい北海道でC値2.0以下)。延べ床面積30坪の家で換算するとハガキ0.7枚分以下の隙間です。当社の最上位ブランドとなる「フル装備の家」プレミアムパッケージでは断熱性能が極めて高いトリプルガラスの樹脂サッシ(YKK AP製品 APW430)も標準装備。関西の住宅メーカーでは0.5%しか採用されていない窓です。
岩前教授をはじめとする先生方と日本の建築水準を上げるべく現在進行形で研究を進めています。泉北ホームでは、今後もさらに健康被害のリスクを抑える「健康住宅」に力を入れて取り組んでいこうと考えています。
■「フル装備の家」ご紹介
【コンセプト】
暮らしのこまりごとを解決するために、家づくりのプロが考える「本当に必要なもの」を標準装備し、快適な新生活がすぐにスタートできる家です。
【耐震・断熱・耐久性】
阪神淡路大震災で全壊・半壊0の「枠組壁工法」を採用。2×4木材の中でも、最高品質のJグレードの構造材を一般の約2倍も使用しています。
消防署・警察署など防災拠点と同等レベルの許容応力度計算による「耐震等級3」を全棟確保しています。
(参考:耐震等級1・・・震度6強~7で倒壊しない)
断熱性能が高いトリプルガラス樹脂窓「APW430」を標準装備(関西での採用率は0.5%)しています。
どんな屋根形状でも通期量を確保できる「二重屋根通気工法」を採用しているほか、結露の発生リスクを予測する「結露計算」も全棟で実施しています。
【設備・建材】
「暮らしがラクになる」を基準に、大手設備・建材メーカーのものを積極的に採用しています。
※システムバスの例
・最上級クラスの人造大理石「スゴピカ浴槽」(Panasonic)
・スイッチひとつで自動洗浄「ワイパー洗浄」(TOTO)
・カラッと乾く「ほっからり床」(TOTO)
・カビの発生をしっかりガード「ホーロークリーン浴室パネル」(タカラスタンダード)
・いつでもエステ気分「ミストカワック」(大阪ガス)
・夜や雨の日の洗濯に便利「浴室乾燥機」(全メーカー)
本社(大阪・堺市)ショールームに設置している体験型ブースのご案内
構造コーナー
「構造って建築基準法をクリアしていれば、どこで建てても同じじゃないの!?」と思う方もいらっしゃいますが、建築基準法は最低基準です。
どこで建てるにしてもここだけは注意してほしいポイントが多くあります。家づくりに必ず活かしてほしいから、本社では構造コーナーを設置しています。
性能体感コーナー
家づくりは目に見えないところが一番重要です。窓と断熱材の性能が違うと冬の家の中がどれだけ寒いのか、本社の性能体感コーナーで体全身で比較体感してみてください。快適性だけではなく、家の性能が家族の健康予防にもなります。
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●こだわった庭づくり
庭の使い方、窓から見える景色を楽しめる設計になっています。庭にすぐアクセスできるようにリビングには大きな窓を設置しています。断熱・気密を考えると、大きな窓の設置は避けたいところですが、高性能窓にすることで夏の暑さ、冬の寒さや結露も心配ありません。
●人気の要望を実現した間取り
31坪の限られた広さに、シューズクローク、パントリー、リビング収納、リビングに大きな窓、洗面所のパジャマなどの収納、ファミリークローゼット、インナーバルコニー、将来2部屋に仕切ることもできる広い子ども部屋など人気の要望が詰め込まれています。
●暮らしが整う提案
棚、収納スペースを確保するだけでは片付きません。より暮らしが整うように、収納内部にもこだわっています。限られたスペースを有効活用したり、ラベルを貼ったりして「モノを取り出しやすく、片付けやすく、使う場所に収納しやすい」家づくりをご提案しています。
■会社概要
社 名:泉北ホーム株式会社
代 表 者 :代表取締役社長 山本 隆
本 社:大阪府堺市中区深井中町3211
創 業:昭和51年12月
資 本 金 :5,000万円
社 員 数 :237名(2020年4月現在)
年間実績:約400棟
事業内容:注文住宅およびマンションの設計、インテリアコーディネート、施工、不動産全般など
ぜひ、貴社媒体でお取り扱い頂きますようお願い申し上げます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さいませ。
●取材に関するお問い合わせ●
泉北ホーム株式会社 広報事務局 担当:田村・後藤
TEL:06-4708-3766 E-mail:[email protected]