京都西陣を拠点に伝統・地域産業と協力し、産廃を活用したアップサイクルのハンドメイドアクセサリーを製作する「sampai(さんぱい)」(運営:頼-tano- 代表:宮武愛海) は、3月25日(金)に初のハンドメイドワークショップを開催する。参加人数を5名に限定し、産廃素材を使用したハンドメイド商品を参加者と共に製作する。プロダクトデザイナー手束が指導を担当し、作った作品は持って帰ることができる。参加を通して、産廃素材の再利用方法を体験してもらい、形を変えて使い続けるという日本古来の文化を身近に捉えてもらう取り組みである。
【「産廃を紡ぐ、想いを繋ぐ。」】
2021年6月に京都西陣を拠点にスタートした「sampai(さんぱい)」は、地域の伝統・地場産業に足を運び、工房内で使われなくなった産廃素材を受け取りハンドメイドアクセサリーを製作している。日本総研の調べによると、2020年には、81.9万トンの衣類が新規供給され、その90%に及ぶ78.7万トンが使用後に廃棄されている。大量消費、大量生産の現代では、生産過程にも廃棄過程にも環境負荷や労働的問題が発生している。
今回実施するハンドメイドワークショップの取り組みでは、使えなくなったもの・使えないと思っていたものを再利用し形を変えることで長く使い続けるという選択肢を消費者の視野に入れることを目的としている。
【江戸時代は常識だった”循環”させる文化をもう一度】
着物が普段着であった江戸時代は、着れなくなった着物を小さく作り直して子供用にする、おしめを作る、下駄の鼻緒にする、最後は雑巾に使い、燃やして残った灰を「灰買取業者」に売るというように、循環し還元される社会システムがありました。sampaiでは、こういった歴史的に行われていたアップサイクルの取り組みを現代風にアレンジし、少しでも長く、大切に使い続けてもらえるようにアイデアや知識を提供します。
ワークショップ内では、sampaiの取り組みや企業との協力体制等について知れるプレゼンテーションも実施予定。地域企業の産廃に直接触れて、アクセサリーに加工するという体験を通して自分の身の回りにあるものもまだ使えるのではないか、と立ち止まって考える機会を提供します。
【ワークショップ開催概要】
開催日:3月25日(金曜日)13時スタート 15時終了予定
予約:Peatixよりご予約ください https://sampai-ws.peatix.com/
場所:西陣connect *上京区大宮消防署出張所跡地(京都市上京区観世町 大宮通今出川上る観世町110)
アクセス:京都市営バス今出川大宮下車徒歩3分、京都市営バス堀川今出川下車徒歩10分、京都市営バス千本今出川下車徒歩10分、京都市営地下鉄烏丸線今出川駅下車徒歩20分
自転車等でもお越しいただけます。お車の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
料金:2000円(ワークショップ料、アクセサリー製作費込み、製作したアクセサリーはお持ち帰り頂けます。)
現地にてお支払いをお願いします。現金・カード・PayPay等でお支払いいただけます。
【タイムスケジュール】
13:00〜 チェックイン / アイスブレイク/ sampaiの活動について説明
13:30〜 ハンドメイドワークショップスタート
15:00 終了
【ワークショップ内容】
(1)西陣ろおじに店を構える、京都と西アフリカ・トーゴ共和国を繋ぐアパレルブランド「AFURIKA DOGS(アフリカドッグス)」から提供いただくアフリカ布の中から好きなものを選択。
(2)タッセルのカラーと装飾を選択
(3)プロダクトデザイナー指導のもと、アクセサリー製作 *イヤリング・ピアスはお客様ごとにお選びいただけます。タッセルと生地、装飾の組み合わせは無限大、好きな組み合わせをお選びください。
<sampaiとは>
sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用したハンドメイドアクセサリーブランドです。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを作ります。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創ります。
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/
テレビ大阪特集VTR :https://youtu.be/JZCEF9WLjmA
<お問い合わせ>
sampaiに興味のある記者の皆様、今回のワークショップを取材・見学して頂けますので御気軽にご連絡くださいませ。
sampai 代表 :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :[email protected]
TEL :090-8097-5232
(050/070番号をお使いの場合は、電話の前にメールにてご一報ください。)
これまでのプレスリリースはこちら:https://www.value-press.com/corporation/74121
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