「彦根の未来を創るアイデアコンテスト2021・公開プレゼンテーション&表彰式」が開催され、選ばれた4名のプレゼンターがそれぞれのプランを発表しました。
彦根市と彦根市シティプロモーション戦略推進委員会が主催する、彦根の未来を創るアイデアコンテスト2021の、公開プレゼンテーション&表彰式がアル・プラザ彦根内大学サテライト・プラザ彦根(滋賀県彦根市大東町)で行われ、リプロダクティブサポートファームが発表した企業向け妊活・不妊治療福利厚生サポート「WanaB(ワナビー)」が『みんなでつくるゆりかご賞』を受賞しました。
妊活・不妊治療福利厚生サポート事業「WanaB」は、企業に福利厚生として不妊治療と仕事の両立に向けた環境整備や制度設計のサポートを提供するサービスで、不妊治療の専門クリニックで胚培養士(体外受精や顕微授精という技術を用いて妊娠を目指す生殖医療専門の医療従事者。エンブリオロジストとも呼ばれる)として働く同代表の川口 優太郎氏が立ち上げました。
2022年の4月から不妊治療の保険適用化が開始され、2022年1月17日に行われた岸田文雄総理の施政方針演説でも「子ども政策を政権の柱にする」と述べられるなど、現在、生殖医療への支援の拡充が政府の看板政策になっていますが、その背景には、全国的な少子化問題と不妊治療患者の大幅な増加があります。
このような少子化問題の原因の一つに、妊娠を望んでいる女性の多くが、働きながら妊活や不妊治療を行っているという実態があります。
現在、厚生労働省ならびに日本産科婦人科学会によると、20代から40代の約20人に1人が不妊を理由に医療機関を受診するといわれており、不妊治療を行いながら仕事をしている女性の実に5人に1人が仕事との両立が出来ずに退職や転職をしています。
不妊治療を原因とする退職・転職による経済的な損失は2083億円と試算されており、妊活・不妊治療と仕事の両立に向けては、企業内の制度改革や意識改革が強く求められています。
これらの問題を解決するため、「WanaB」では企業の経営者や管理・人事担当者向けの不妊治療セミナーをはじめ、休暇制度の設計や全社員向けの相談窓口の設置、医療従事者によるカウンセリングのサービスを提供します。
不妊治療セミナーについては、すでに数多くの企業や団体に提供しており実績も豊富です。
また、不妊治療と仕事の両立に理解のある企業のみが掲載できる転職・就活支援サイトが無料で利用可能になるなど、企業側の特典も多いのが特徴です。
サービスの利用料金は、①月額3万円~のスタンダートプランと、②月額6万円~のSDGs推進プランがありますが、2020年12月に制定された新しい助成金制度の利用も可能で、実質の負担額を大幅に減らし、経済的にも導入がしやすくなっています。
(※会社規模によって料金は異なりますので詳しくはお問い合わせください)
今回の受賞を契機に、今後は、彦根市内をはじめ関西圏の企業向けに割引プランや地域・自治体を巻き込んだ企業PRなども検討されており、地元企業と一丸となって、少子化問題や、妊活・不妊治療と仕事の両立に向けて積極的に取り組んでいく予定です。
「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」など、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、産業界が様々な取り組みを行う中で、サービスの普及にも弾みをつけそうです。
【お問い合わせ】
URL:https://www.repro-support-firmtokyo.com/contact-us/
担当者:塚田 寛人
電話番号:090-7171-7240
(※妊活・不妊治療専門の医療従事者による企業向け不妊治療セミナーは随時受付中です!セミナー単体でのご依頼や、カウンセリングのみのご依頼も可能です。)
【会社概要】
会社名:リプロダクティブサポートファーム
所在地:千葉県
代表者:川口 優太郎
設立:2020年11月
URL:https://www.repro-support-firmtokyo.com/
【事業内容】
医療・福祉、学術・専門技術サービス、生活関連サービス、不妊治療専門医院ならびにクリニック等開業支援、不妊治療(体外受精・胚培養)に関する技術提供、技術者育成指導等支援、不妊治療施設新規開設、薬局新規開設、経営等支援、生殖医療コンサルティング、一般向け医療カウンセリング、医学・医療監修、妊活向けアプリケーション開発支援、妊活サプリメントの監修など
会社名:リプロダクティブサポートファーム
担当者:塚田 寛人
TEL:090-7171-7240
MAIL:[email protected]
少子化対策!企業向け妊活・不妊治療福利厚生サポート事業『WanaB(ワナビー)』