見えない「こどもの貧困」へフードバンクの新たなる挑戦! 関西で初の取り組み(国内6例目)
希望される就学援助世帯等に直接フードバンクから食品を届けるプロジェクト(試行)
・京都のフードバンク団体である特定非営利活動法人セカンドハーベスト京都(2HK)では、給食のない長期休暇(夏休み・冬休み)の期間中に、就学援助受給世帯などのうち希望者に対して直接食品を送付する「フードバンクこども支援プロジェクト」を、本年夏休みから試行実施いたします。関西では初の取り組みとなります。(国内6例目)
・このプロジェクトは、「夏休み明けに痩せて登校してくる子どもがいる」という問題が報告されるなか、2015年にフードバンク山梨が開始したプロジェクトをモデルにしており、2HKの実施は全国で6例目となります。本年は京都市と八幡市でそれぞれ1小学校を対象に実施しますが、来年以降、段階的に対象校を広げていく計画です。
・実施方法は、各学校を通じてプロジェクト案内を保護者にお渡し→希望世帯は2HKに直接申し込み→宅配便で各家庭に直接お届け、という流れになります。お送りする食品は企業・団体様からの寄付品や、市民の皆様から「フードドライブ」を通じてご提供いただいた食品を使用します。
・こどもの貧困率は依然として高水準にあり、社会全体としての取り組みが不可欠な状況です。ぜひ取材報道のご協力をお願いいたします。