・絵解きとは?
仏教に伝わる掛軸を掛け、絵の部分を指し示しながら解説し、その内容を伝える話芸。
かつては盛んに行われたが、紙芝居やテレビにとってかわられ、今ではほとんど伝承する者もいない。桝田の所属する「三河すーぱー絵解き座」は、廃れてしまった絵解きを受け継ぐ数少ない集団である。
・企画目的:悪いことをしたら地獄に行き、良いことをすれば極楽に行ける。
「そんな迷信、あるわけない」と片付けていては、人の心は荒む一方。
これから将来を担う子供たちや若者たちに、日本の伝統的な道徳観を、面白く、楽しく伝えることを念頭に活動して来ました。僧侶という立場ゆえ、多くは お寺の中で絵解きをして来ましたが、一番伝えたい子どもたち、若者たちは、今どきなかなかお寺には来てくれません。それならばいっそ、こちらから足を運んで伝えたい!といった思いで今回企画しました。
・対象者 :小学生くらいからご年配の方まで
・目 標 :笑いながらも、ハッとして自分の生き方を振り返ったり、見直したりしてもらうこと。「仏さまはいるかもしれない。仏さまに恥じないように生きよう」と感じてもらうこと。
・日 時:平成30年5月26日(土) 13:00~17:00
・会 場:御津公園 (〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目11)
(御津公園愛護会長より許可をいただき、大阪市建設局に公園使用申請済)
・開催概要
タイトル:「子どもと若者のための仏教絵解き 地獄と極楽」(約22~23分)
時 間 :13:00より開始し、集客の状況に応じて繰り返し絵解きする
(単純には30分刻みで合計8回、絵解きは可能だが、客が多ければ30分を待たずに前倒しでの絵解きも可)
会 場 :御津公園内、半円形の階段状広場の中央にある木の前
演 者 :桝田英伸(浄土宗僧侶/現在、名古屋市在住。所属寺院:愛知県碧南市貞照院)
プロフィール
1973年大阪市城東区出身、高槻市育ち。実家は寺ではなく、普通のサラリーマンの家。京都の佛教大学に進学し、大学4回生の時に出家を志す。京都・法然院、愛知・貞照院を経て、鎌倉・長谷寺へ。その後、名古屋に戻り大寺院に勤務のかたわら絵解き活動をおこなう。著書に『絵本極楽』『師、威厳あって温厚なり~法然院の忍澂上人のはなし』(共に風濤社・刊)がある。実家の菩提寺は上本町の龍淵寺(大阪市天王寺区城南寺町6-32)。
大阪での野外絵解きは、「故郷へ錦を飾りたい」想い。
2007年より三河すーぱー絵解き座(https://www.mis.ne.jp/etokiza/)に所属し活動。
会社名:三河すーぱー絵解き座
担当者:桝田 英伸
TEL:090-8542-7740
MAIL:[email protected]