【活躍している女性、女性を上手に活用している企業をお探しの報道関係者の方へ】
担当患者300名超えのカリスマ歯科衛生士が挑戦する
歯科業界の革新!アベノミクス3本の矢「女性が輝く日本」に
10年前から取り組んでいる独身、既婚、子だくさんetc
どんな女性でも安心して働ける職場とは?
2014年2月12日
竹屋町森歯科クリニック
先月31日から本格論戦がスタートした衆議院予算委員会で、安倍首相は、成長戦略の実行に向け、女性の活用を重視する考えをあらためて示した。
この背景には、STAP細胞の開発に成功した小保方晴子さんの功績が大きく、「最大の潜在力は、女性の力だ」とまで言い切った。
しかしながら、経済協力機構(OECD)が公表した「雇用アウトルック2013」によると、日本の25歳〜54歳の女性平均就業率は69%にとどまり加盟国34カ国中24位であり、その大きな原因が約6割の女性が第一子出産後に退職するためだと説明している。
しかし、日本でも小保方晴子さんのように、世の中をよくしようと日々研鑽している女性は少なくない。
ある小さな町の歯科医院で衛生士として活躍しているひとりの女性を紹介したい。
また、彼女がそこまで働けている理由はその職場の制度にある。結婚、出産を経験しても自分の生き甲斐を見つけ、それに邁進でるだけでなく、妻として、母としての仕事も怠らない。
そんなことを実現した日本企業が見習うべき制度と経営者の覚悟を紹介したい。
【新しい健康と美しさへのアプローチを探求するカリスマ歯科衛生士】
紹介人物:歯科衛生士 福政恵美(ふくまさ・えみ)
彼女は300名以上の患者をうけもつカリスマ歯科衛生士だ。
患者の多くは、彼女のデンタルエステを受けるために彼女のもとに通っている。
デンタルエステとは、医学的根拠に基づいた口腔内外に特化したエステで、快感を患者に与えながら、健康というアプローチだけでなく、小顔やアンチエイジングといった美容効果も期待出来る施術のこと。
ではなぜ、彼女がこの道を志したのか。
【歯科医院のイメージを「こわい」「痛い」から「また行きたい」「気持ちいい」へ】
日本私立歯科大学協会が20歳以上を対象に「歯科医院のイメージ」を調査したところ、「痛い」と答えた人が55.9%で最も多く、次いで「治療期間が長い」が55.3%、「緊張する」が50.9%という結果がでた。
多くの人が、歯科医院に対してマイナスのイメージを持ち、そのことが歯科医院への足を遠のかせ、結果的に病気を重症化させてしまっている。
この現状が、国民の健康に大きく関係し、高齢になってからのQOL(生活の質)の低下につながっているという。
それを解決すべく、10年前から『歯科医院に対するイメージを払拭し、国民の健康を守る』をモットーに掲げ挑戦し続けているのがメディカル&デンタルエステ協会(以下、MDE)だ。
歯科衛生士専門学校卒業後、2〜3年働いて結婚退職・・・という計画をもっていた福政だったが、MDEの理念とデンタルエステに出会い、「生涯を通じて、患者さまの健康というテーマを共有した伴走者になる」と決意した。
現在、一児の母で、子育てをしながら、カリスマ歯科衛生士として活躍するほか、『歯科医院の新しい繋り方』『女性が活躍する職場』などをテーマに講演活動もしている。彼女がここまで活躍できる職場とは一体どのような職場なのかを次に紹介したい。
【50キロ先から患者がやってくる行列ができる歯科医院】
福政が働くのは、京都府舞鶴市にある竹屋町 森歯科クリニックだ。
人口8万5千人の小さな町の歯科医院だが、通常、商圏が2〜3キロと言われている歯科業界において本院は商圏50キロを超えている行列ができる歯科医院として知られている。
また、社員の9割が女性でありながら平均勤続年数7年、女性スタッフの既婚率65%、母親率60%、と女性の社会進出を心から願い実現している職場である。
【竹屋町森歯科クリニック】
そんな本院も、順風満帆ではなかった。
以前はスタッフの連続退職、洪水被害など、苦労が絶えなかった。
洪水で、大きな被害を被ったが、同時にスタッフへの感謝に気づき、自己中心的な経営方針を一新した。
なにより力を入れたのが人材育成だ。社員の9割が女性である本院の院長は、スタッフが全て未婚の時期から女性が働きやすい職場作りを目指した。
まず、女性社員が働きたいと思える風土をつくるため、女性社員の本音に耳を傾け、社員と共に、ハードとソフト両面で女性が活躍しやすい職場を今も改善を繰り返し、つくり続けている。
実際に、子育てをしている社員は、みな、独身の時に入職し、10年以上勤務している社員だ。
【女性が独身でも、妻でも、母でも幸せな職場の仕組みと制度】
・ 妊婦検診、妊婦の体調不良による遅刻早退は出勤扱い
・ 子どもの体調不良、予防接種、検診による欠勤、遅刻、早退は出勤扱い
・ 1年以内に復職してくれる場合は、休職前のキャリアを踏まえ給与を決定し、月に1万円の補助金を支給する
・ 子どもと一緒に出勤できるカンガルー出勤が可能
・ 子どもが3歳になるまでは正社員でありながら、労働時間は短くする
・ 子どもを預かってくれる祖父母に子ども一人5,000円/月の手当支給する
・ 上記をフォローするスタッフには、慰安旅行、食事会、バースデー休暇等の権利を与える
竹屋町森歯科クリニック
所在地:京都府舞鶴市竹屋20
院長:森昭(もり・あきら)
URL:
http://morishika.main.jp/
●取材に関するお問い合わせ●
竹屋町 森歯科クリニックの広報窓口 福井直子
TEL:080−4295−3666 Mail:
[email protected]
以上
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