8月5日は「ハンコの日」。
カラフル印鑑、イラスト入り印鑑、印鑑トリビアなど、
印鑑鑑定士が“最新印鑑事情”をお教えします。
2013年7月25日
HAPPINESS-COMES(大阪市天王寺区)
8月5日は、日本記念日協会が公認した「ハンコの日」です。
ハンコと言えば、つげ・牛角・牙などで作られたものを思い浮かべがちですが、最近ではおしゃれなパワーストーン・チタンなどの素材を使った印鑑も人気が高いです。
■最近の印鑑の特徴
印鑑も時代とともに変化を続けており、最近では「ネームペン」(ペンにハンコが付いている)もの、似顔絵入りのもの、好きなイラストやペットと名前を彫ったものなどが流行っております。
■印鑑の使われ方の変化
契約などを行う際、最近は日本でも欧米のようにサインのみでも可能なことも多くなり、昔より印鑑の必要性は低くなってきているのは事実です。しかしながら、人生の節目で必ず必要になるのが印鑑です。印鑑は、出生届に始まり進学や就職、会社設立、婚姻届から死亡届にいたるまで、大切な役割を果たしています。
■印鑑の種類
個人に親しみのあるのは以下の3つの印鑑となります。
(1)実印…市区町村役所へ印鑑登録を行い、印鑑証明を受けた印鑑を「実印」といいます。個人が使用する印鑑の中で最も重要な印鑑で、官公庁での諸手続、不動産取引、ローンの設定などに用います。
(2)銀行印…金融機関の出納に使用する重要な印鑑です。銀行や郵便局、通帳開設時のほか、保険や証券などのご契約時に捺印する印鑑となります。
一般には苗字を彫り、認印と区別しやすいように横彫りで作ります。
(3)認印…家庭や職場において最も頻繁に使用される印鑑です。宅配便などの郵便物の受取り時・領収書の確認などに使用します。
●ご存知ですか?…印鑑トリビア●
ネットでは「格安ハンコ」が人気ですが、現実には同じフォントを使うPC彫刻機が多くの店に導入され、ソックリな印影が、日本全国に溢れていきます。さらに、誰でも買えるハンコ用市販フォントが広く普及しており、それを使えば、同じフォントで彫られたソックリ印影をパソコン上で簡単に制作できます。
手書きのデザインを職人が手彫りする、という世界にひとつの印鑑は全体の1割程度に過ぎません。
大阪・上本町で印鑑のネットショップ「HAPINESS-COMES」を運営する印鑑鑑定士の井上ルリコが、印鑑の最新情報をご提供いたします。お気軽にご取材、お問い合わせください。
●取材に関するお問い合わせ●
印鑑専門サイト「HAPINESS-COMES」 代表=井上ルリコ
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以上
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