新工法による「大中小規模産業用ソーラー発電所」の建設コスト削減
2012年8月11日
再生可能エネルギーの固定価格買取(FIT)制度が(42円/kWh)スタートして以来、太陽電池モジュールのコストも下がり、日本国内での売電市場は急速に成長しています。
しかし、大規模なメガソーラー発電所については、土地の選定・施設設計はもちろん、新しい仕組みになり電力会社の体制も整っていないため、系統連係協議等に時間がかかります。
また、新しい産業のため専門の工事業者も不足しているため、大規模ソーラー発電所建設に取りかかるには時間がかかるのが現状です。
日本における大規模ソーラー発電所(メガソーラー)の建設コストは1kWあたり約29万円なのに対し、ドイツにおける建設コストは1kWあたり約20万円で施工されております。
ヨーロッパでは、日本と違い台風がほとんど来ないので、基礎・架台にかかるコストは低いですし、高圧のパワコン・キュービクル・トランス等の特注品においても、海外では日本の気候と違うので、空調機材や運営コストは日本より低いです。
現在、日本の大規模なメガソーラー発電所の施工は、大手企業の組下で中小企業(下請)の特化した技術により行っていますが、中小企業が中心でメガソーラー建設を請負していません。
日本の商習慣により、国内部材の調達(同じ商品)は大手と対等には仕入れできませんし、欧米など海外で実績のあるパネル、パワコン、架台等の部材輸入に関しては、中小企業では、ほとんど取り扱っていないのが現状です。
また、施工時や撤去する場合にお金と手間がかかるコンクリート基礎から、日本国内において、耐風基準に満たす低価格な杭基礎施工法に変えることにより、工事期間の短縮や、コスト削減につながります。
高圧機器についても、大手企業に納品している中小企業の製品を組合せ、一体型の高圧機器を製作することで、機器本体価格、保守管理費の削減など、まだ削減の余地はあると考えられます。
中抜きしてシンプルに直結した水平分業モデルは地方中小企業に夢を与え、市場の成長と技術の進化を促します。
弊社では、海外や日本で実績のある高品質な部材を取り揃え、また、複数の中小企業の特化した技術で水平分業することで、大中小規模産業用ソーラー発電所の建設を、適正価格でご提案しております。
ソーラー発電所の設計や施工を行うためにはスタッフに高い技術・知識が求められます。
大手企業の下で活躍する中小企業が集結し、得意分野に特化すれば、これまでの古いビジネスモデル(商習慣)を創造的に破壊することになり、末端でアイディアを出しながら、実際に仕事をしている中小企業が報われる仕組み(地元・地方経済活性化)に変わり、市場価格の適正化にもつながります。
複数の中小企業が各地でつながり、系統連係、パワコン、キュービクル、トランス等の電気設計施工分野をはじめ、地盤調査、測量、コンクリートを使わない基礎工法や土木施工での土木設計施工分野、機器の研究開発や設計、試作、製作など開発・生産分野(パワコン、キュービクル、トランス等の高圧機器一体型)で実績のある企業が、それぞれの得意分野で切磋琢磨し、連係し工事しています。
中小企業だからできる、効率化、柔軟化、コスト削減のご提案をいたしております。
地元企業様からパワービルダー様まで、宅地造成工事・エネルギー関連では産業用ソーラー発電所などで、コストを削減できるご提案、工事実績がございます。
また、日経ビジネスオンライン「太陽光発電 19円/kWhの衝撃」や環境ビジネス2012年3月号発行の 大特集 「住宅太陽光、19円/kWh突入」で独自スタイル(水平分業)でのコスト削減について取り上げられています。
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スマートプラス株式会社
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