一般社団法人泉佐野市文化振興財団と株式会社向新(住所:泉佐野市羽倉崎1-5-10、代表取締役社長:向井新将)は2024年2月23日(金・祝) 、今年12回を迎える「あのね文庫 詩コンクール」の表彰式を開催する。
2年前の第10回では大人になった第1回の受賞者の声を紹介。動画を通じて自身が小学生だった時の受賞の喜びが「教師になりたい」と言う夢を抱くきっかけになったエピソードを語った。実際にその夢を掴み取った岡田さんは10年後の受賞者たちへ激励の言葉を添えて教師になるまでの道のりを伝え、受賞者たちの目は輝いた。
「あのね文庫 詩コンクール」は、子どもの豊かな表現力を育てる「あのね教育」の創始者で、泉佐野市出身の鹿島和夫先生の思いを伝え、子どもたちの豊かな心を育み続けるため泉佐野市文化振興財団と共催で開催。
「あのね教育」とは「せんせい、あのね」と話すように、子どもたちのものを見たもの、聞いたこと、思ったこと、感じたことなどを素直な表現で、文章に書き表す力を引き出す鹿島和夫先生独自の教育方法だ。
当社の120周年を機に地元への恩返しをさせていただこうと 2012年に初開催し、今年で12回目を迎えた。「地元の子どもの感性や情操を高め、心からあふれ出る豊かな表現力を育みたい」と、毎年、大阪南部・泉州地域を中心とした地域の小学生から詩を募集。今回は泉佐野市、熊取町、泉南市始め、堺市など20の小学校から、3,419 点の作品が寄せられた。これまでの参加者はのべ4万人を超える。
最優秀賞受賞者には、鹿島先生とともにコンクールを立ち上げに携わったアナウンサーによる「緊張を伝える力に変える話し方」が伝授され、表彰式の最後に観客の前で受賞作品を朗読する。
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「人生 100 年時代を生き抜く力」を育む方法がここにあり?
あのね教育を今に引き継ぐ書籍を出版
今年の表彰式当日には、昨年2023年2月19日に亡くなった鹿島先生が遺した未発表の作品も掲載した書籍を発表予定。
鹿島先生との出逢いから、あのね文庫 詩コンクール立ち上げまでには、ミレニアム前後、東北(福島県)や関東(神奈川県)の教育現場で行われ、横浜市の研究授業にもなった”ある授業” での子どもたちの変容がきっかけだったことも述べられている。
1年1組かしま教室①
せんせいあのね ひみつやで
著者 鹿島和夫
監修 むかいさとこ
判型 新書版 228p
定価 本体 1100円
ISBN978-4-908443-87-9
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「あのねギャラリー」(むか新本店:泉佐野市上町3丁目11-4、2階)では、「小さな詩人たちと言葉の写真展」
鹿島先生が撮影した子どもの写真や詩を展示を常設(水曜定休)
表彰式: 2024年2月23日(金・祝)11時スタート
於:エブノ泉の森ホール(泉佐野市市場東1-2-1)
イベント内容:表彰式(最優秀賞受賞者の朗読)とパフォーマンス
取材場所:会場内または、あのねギャラリー(泉佐野駅前徒歩1分)
主催:一般財団法人泉佐野市文化振興財団、株式会社向新
あのね事務局
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