2024年01月30日

京都西陣の伝統素材アップサイクルブランド「sampai」がTAKAMI BRIDAL提供の色打掛を再生利用したアパレルプロジェクトを始動

tano -頼-

京都西陣で伝統産業の産業廃棄素材をアップサイクル活用するブランド「sampai(サンパイ)」は、学生デザイナー・地域企業と協力し色打掛をアパレルに再生するプロジェクトを始動。ウエディングからライフスタイルまでを総合プロデュースするTAKAMI BRIDAL(高見株式会社 本社:京都市下京区、代表取締役:高見 重行)提供の役目を果たした、色打掛を活用しトップス・ワンピースとして再生。着物や衣類廃棄に着目しアップサイクルで和装や伝統素材をより多く日常的に目にする機会の創出を目指す。2月16日(金)-19日(月)にsampaiが主催し京都ポルタで開催される「NEO工芸市 BY mono-gatari」にてお披露目・展示を実施する。

京都西陣の伝統素材アップサイクルブランド「sampai」がTAKAMI BRIDAL提供の色打掛を再生利用したアパレルプロジェクトを始動

【役目を果たした色打掛をアパレルに再生】
2021年に京都西陣地域の伝統産業から出る産業廃棄素材をアップサイクル活用することでハンドメイドアクセサリーやインテリアを手がけるブランド「sampai(サンパイ)」は、これまで地域から出る多くの廃棄素材を再利用してきました。従来は、古着物や利用後の素材のアップサイクルではなく、工房等で卸・製造の過程で出る端材・ます見本等を活用しています。

本プロジェクトではTAKAMI BRIDALで役目を果たした色打掛を活用し新たなアパレル商品として再生。TAKAMI BRIDALでは、和装文化の継承とともにサステナブルな取り組みにも力を入れており、 着物の新たな活用方法として提供いただきました。本プロジェクトの製品を、sampaiが、2月16日(金)-19日(月)に京都ポルタにて主催する「NEO工芸市」にてお披露目・展示を行います。

展示予定:コルセットをイメージしたトップス、ワンピース


【着物本来の”作り替える”文化を再構築】
環境省調べによると、日本で着物を含む衣類は年間50万トン廃棄され、そのうち可燃ごみ・不燃ごみとしてそのまま捨てられる着物は約68%に及んでいる。このような着物廃棄の再利用に着目、また和装や伝統素材をより多く日常的に目にする機会を創出するため本プロジェクトを始動。「10代から20代は環境や人・社会に配慮した製法や素材を使っているかどうかを意識する割合が高い」という消費者庁の年齢別調査を元に、当該層へのプロジェクト並びに伝統文化の認知向上を目指す。

古着やリメイクブームなどの到来により、ファッション領域が拡張する中で、異業種からの参入やコラボレーションを促し、日本文化が持続的に発展する新たな文化を醸成。江戸時代には古着物を解き、子供用・おむつ・雑巾、最後には燃料に再活用されその役目を終えるアップサイクルが繰り返されていた。本プロジェクトでは、この文化を令和版に再構築し、生活様式に添うデザインで和装への興味を促進する。


【「解く・デザインする」過程で醸成される地域と学生の連携】
本プロジェクトでは、京都市内の大学に在学する新美月がデザイナーとして携わり、解物からデザイン、製品製作に至るまでを一貫して実施。

当日の展示では新が制作した製品を展示するが、オーダーメイド生産を開始する際は就労継続支援B型を行う加音西京極作業所で縫製・生産体制を整えるため分かりやすい縫製パターンの制作を行っています。

sampaiは制作・運営に際して京都市内の大学生と強い連携を図り、地域企業と大学生が関わる機会の創出を行い、地域産業に関わる関係人口の増加を目指しています。

【お披露目・展示に関して】
会場名:「NEO工芸市 BY mono-gatari」
日時:2024年2月16日(金)-19日(月)計4日間 11:00-20:30
実施時間中会場内にてプロジェクトの製品を展示。期間中、撮影・ご取材可能。

イベント実施内容:
<工芸分野> 
sampai (伝統素材アップサイクルアクセサリー) / Tsukuroi(古着物再活用アパレル) / sAto(金糸とヨットの帆再利用バック)/ 加音(就労支援施設オリジナル製品) / sampai × TAKAMI BRIDAL(色打掛のアパレル再生)

<LOCAL NEW 分野>
京都しゃぼんや(京都産オーガニックコスメ)/ 真夜中のおやつ / irori delish / みのり工房

会場:京都ポルタ ポルタプラザ(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 )

イベントページ:
https://mono-gatari.studio.site/

<主催ブランド「sampai」とは>
​​sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用するハンドメイドアクセサリーブランド。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを制作。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創出しています。

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/


<TAKAMI BRIDALとは>
「あなたに見せたい、私がいる」をコンセプトにエレガントで上質な アイテムを幅広く展開し、選び抜いた素材と繊細なディテールにこだわった衣裳の中から、 専任のスタイリストが運命の1着をご提案するドレスサロン。

2023年に創業100周年を迎え、人から人へと優しくつながる心を込めたおもてなしにより多くのお客様の大切な思い出を育んできた。

人・社会・環境に寄り添い、サステナブルな取り組みにも力を入れている。

[公式HP] https://dress.takami-bridal.com/
[Instagram] https://www.instagram.com/takamibridal_costume/



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<取材に関するお問い合わせ>
sampai 代表  :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :[email protected]
TEL :090-8097-5232

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展示予定:コルセットをイメージしたトップス、ワンピース
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