2023年06月06日

地元消費を目指して!京都企業の魅力を詰め合わせた、食・ハンドメイド・体験のマルシェ「mono-gatari (モノガタリ)」が京都河原町で開催

京都の老舗と若手が一同に介し、1日中楽しめるマルシェイベント

tano -頼-

京都西陣の伝統産業から出る産業廃棄素材をアップサイクルしてハンドメイドアクセサリーを作るブランド「sampai(サンパイ)」が3度目となるマルシェイベント「mono-gatari (モノガタリ)」の開催を発表。当イベントは、地域企業と共に産業廃棄や地域課題の解決に取り組むsampaiが年に1度、地域企業の魅力を商品ストーリーと共に伝えることを目的として主催。サスティナブルやアップサイクルの最前線を走るsampaiが選ぶ、アップサイクル製品・伝統産業・オーガニック・老舗企業を中心とした、多業種が一同に会するマルシェイベントだ。老舗企業枠では、佐々木酒造や現在再創業を目指す、するがや祇園下里等が出店。アップサイクルブランドとして関東でも注目のsAtoや、自閉症の方の活躍の場を提供するNPO法人加音等も参加する。子ども向け体験やキッズスペースも設け、多世代が共に楽しめる会場づくりが徹底される。

大量消費より地元消費、アップサイクルと伝統産業の掛け合わせで注目のsampaiが主催

【大量消費より地元消費、アップサイクルと伝統産業の掛け合わせで注目のsampaiが主催】
2021年に事業をスタートしたsampai(サンパイ)はこの6月で3年目に突入する。アップサイクル事業で多くの地域産業や事業者と関わりをもつsampaiは、作り手の話を直接聞き、耳を傾けるというアクションが現代の消費社会おいて重要なアクションだと考えている。3回目となる主催イベント「mono-gatari」 では、地域住民や旅行客と地域企業が交流、商品ストーリーを知ってもらえる環境づくりを徹底し、地域事業者や若手ブランドのディープなファン作りを目指している。


【参加者が多様に「選択」できるイベントづくり】
「食べる・買う・体験する」をひとりでも家族でも楽しめるような会場づくりとして、本イベントでは会場となるQUESTION京都信用金庫ビルの1階と8階で内容を分けて実施。ランチ利用やカフェ利用ができる8階のフードコートには、焼きたてクレープやビーガンランチ、老舗蒲鉾店などが出店。子連れでも安心のキッズスペースを完備。

1階マルシェでは、サスティナブルブランドやアート商品の販売の他、ワークショップ等も開催される。主催のsampaiは参加者がオリジナルのアクセサリーを作れるワークショップを実施。また伝統産業から出る産廃素材の絹糸や西陣織を使用したオリジナル缶バッチやアートボードを製作できる子ども向けのワークショップも開催する。その他、ホテル専売ブランドやオーガニックコスメを手がける京都しゃぼんやがオリジナルのアロマを調合できるバスソルトやロールオンアロマオイルのワークショップを両日開催。また、各ブースにストーリーパネルを設け各社の取り組みや魅力を「見て」楽しむこともできる。


【伝統を守り受け継がれてきた「食文化」を若者に】
若者の酒離れで、日本酒の消費量が低迷する中、各酒蔵では多様な取り組みが行われている。「mono-gatari」では日本酒コーナーを設け、来場する大学生や20歳以上の若い世代に日本酒の魅力を伝える取り組みを3年連続で実施。本年は、日本の料理が発展した江戸期から食されている蒲鉾に着目し、京かまぼこの製造元である大栄商店も来場し、揚げたて蒲鉾のほか、日本酒と蒲鉾のセットなどを販売する。

また、文政元年創業でコロナ禍で一時的に閉業し現在再創業を目指す「するがや祇園下里」がひやしあめを復活。復活したひやしあめと生菓子を販売する予定だ。


「mono-gatari 2023」実施概要 公式サイト: https://mono-gatari.studio.site/

日時:6月23日(金曜日)・24日(土曜日)両日共に10:00-18:00
※8階のみラストオーダーの時間が変動します。23日(金)17時半L.O. / 24日(土)17時L.O.

開催場所:QUESTION京都信用金庫ビル (京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2)

会場詳細:
■1階チャレンジペース 物販・ものづくりワークショップ・展示
■8階DAIDOKORO フードコート・食品物販(キッズスペース併設)


<1階出店者>
・sampai(伝統素材の再利用アクセサリー)
・京都しゃぼんや(オーガニックコスメ)
・sAto(金糸と再利用の帆布を使用したバック・アクセサリー)
・非営利法人加音西京極作業所(自閉症の方が製作するオリジナル商品・アート作品)
・SeikaSekai(アート作品販売・ライブペイント)
・MANANA(額縁の廃材を利用したアート・ペットボトル再利用アクセサリー)
・​​Release⇄Catch(衣類回収BOX)
・DARIARTHERAPY(木製アート・アートセラピー体験)
・ニュー銀座堂(岐阜県物産品・岐阜県内若手アーティストの作品販売)

<8階出店者>
・京かまぼこ大栄【有限会社大栄商店】(かまぼこ)
・するがや祇園下里(ひやしあめ・生菓子)
・Mantis(クレープ)
・Laughter(コーヒー)
・Bell.(ヴィーガンランチ)
・京柚(柚子シロップ、柚子ソーダ)
・DAIDOKORO(ドリンク・軽食の提供)
・佐々木酒造(日本酒)
・羽田酒造(日本酒)
・京バーガー en (バーガー:23日のみ)
・MINORI工房(玄米を使用したお菓子:23日のみ)

その他日本酒の利き酒、ボトル販売等あり。


アクセス:京都市営地下鉄京都市役所前徒歩1分、阪急京都河原町駅徒歩10分、京阪三条駅徒歩7分。


【主催ブランド「sampai」とは】
​​sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用するハンドメイドアクセサリーブランド。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを制作。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創出しています。

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/

◆お問合せ先

<取材に関するお問い合わせ> sampai 代表  :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :[email protected] / TEL :090-8097-5232

「mono-gatari」に関して、事前取材・当日会場取材共にお引き受けしております。プログラム詳細や出店店舗を記者様限定にて公開しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

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伝統を守り受け継がれてきた「食文化」を若者に
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