アフラック生命保険株式会社 大阪総合支社(大阪市北区)と第一生命保険株式会社 関西マーケット統括部(同)は3月11日、大阪府と連携して「正しいがんの知識」と「がん検診の重要性」についてオンラインセミナーを開催します。セミナーには、乳がん手術を経験した元SKE48の矢方美紀さん、東京大学大学院医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授の中川恵一先生が登壇。開催にあたり、メディアの方限定で開催地(大阪市北区曽根崎2-3-5 梅新第一生命ビルディング6階)でご取材いただけます。
■大阪府のがん検診受診者率は増加しているものの、全国平均以下の数値
大阪府のがん検診受診率は、全国順位として依然低位にあります。新型コロナウイルス感染を懸念した医療機関への「受診控え」で、大阪府の2020年のがん検診受診率は前年比40%以上(2020年10月末時点での暫定値)と大幅に減少しました(※1)。大阪府のがん検診を種別にみると、全てのカテゴリーで2016(平成28)年からがん検診受診率が増加しているものの、依然全国平均値を下回り、全国順位の低いままです。
セミナー開催3回目となる今回は3部構成とし、第1部では現在もホルモン治療を継続している矢方さんから、がん患者が抱える様々な悩み、そして、生きることの素晴らしさをお伝えいただきます。第2部では医師でがんのスペシャリスト・中川恵一先生に登壇いただき、がんとの向き合い方やがんという病気についてわかりやすく解説いただきます。治療技術が進んだ現在、がん発症から1~2年以内に早期発見し治療すれば9割以上が完治すると言われています(※2)。がん検診を受けることで守られる命があることを医師の目線でお話いただきます。
第3部では「がん検診の大切さ」をテーマに、「早期発見」のためのがん検診受診率を向上するにはどうすれば良いのか、がんへの備えは“経済的な不安”だけでなく、“精神的な不安や生活に関わる悩み”についても相談できることが必要だと気づいていただくために、トークセッションを開催いたします。がん経験者・AYA世代(15~39歳)の矢方さん、医師で専門家の中川先生をパネラーに、医療ジャーナリスト・森まどかさんを司会に迎え、三者三様の視点からお話します。行政と民間が一体となり、がん検診の大切さや有益な情報をお届けします。
※1 大阪府のがん検診受診率(2019年国民生活基礎調査より)
※2 公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計 2021」
https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/statistics/pdf/cancer_statistics_2021.pdf
■イベント概要
イベント名 :「みんなで知ろう がんのこと ~広げよう!がん検診の輪~」
開 催 日 時: 3月11日(土)13時~14時45分
配 信 形 式:YouTubeによるライブ配信
(3月18日まで視聴可能)
料 金:無料
主 催:アフラック生命保険株式会社 大阪総合支社
第一生命保険株式会社 関西マーケット統括部門
大阪府
視聴用URL:https://youtube.com/live/7JYykMVC3zE?feature=share
■当日スケジュール
13:00-13:05 大阪府あいさつ
13:05-13:35 第1部 矢方美紀さんによる講演「乳がんになっても前を向いて」
25歳の時に乳がんと診断され、現在も治療を続けている矢方さんが登壇。
がんをきっかけに変わったことやがん検診について、患者・AYA世代の目線からお話
いただきます。
13:35-14:05 第2部 中川恵一先生による講演「がんを知る がんの予防・早期発見」
「がん」という病気について、なぜがん検診が大切なのか。医師であり、専門家でもある
中川先生からわかりやすくご説明いただきます。
14:10-14:45 第3部 トークセッション「がん検診の大切さ」について
パネラー:矢方美紀さん、中川恵一さん
司 会:森まどかさん
がん経験者、医師、医療ジャーナリストの異なる視点から、がん検診の大切さをテーマに
お話しいただきます。
14:50~ 主催者・登壇者、もずやん、アフラックダックによるフォトセッション、囲み取材(予定)
※中川先生はスケジュールの都合上インタビューが難しくなっております。あらかじめご了承ください。
登壇者プロフィール
タレント/元SKE48・声優 矢方美紀さん
1992(平成4)年大分県生まれ。
7年半所属したアイドルグループSKE48ではチームSのリーダーを務める。
2018(平成30)年4月、25歳の時にステージ2Bの乳がんにより、左乳房全摘出・リンパ節切除の手術を受ける。乳がんの早期発見・セルフチェックの重要性を
伝えるとともに、ホルモン治療などを続けながらも普通の生活を送る姿をSNSを
通じて日々発信している。
現在、ラジオ出演・ナレーション・MC・講演会等の活動に加え、子どもの頃からの夢であった声優にも力をいれ活動中。
東京大学大学院医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授 中川恵一さん
1985(昭和60)年、東京大学医学部医学科卒業後、東京大学医学部放射線医学教室入局。スイス Paul Sherrer Instituteへ客員研究員として留学後、東京大学医学部放射線医学教室助手、専任講師、准教授・放射線治療部門長を歴任。2021(令和3)年より現職。
2003(平成15)年から2014(平成26)年まで、東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部長を兼任。患者/一般向けの啓蒙活動にも力を入れており、福島第一原発後は、飯舘村など福島支援も積極的に行っている。
日経新聞で「がん社会を診る」を毎週連載中。
総合司会
医療ジャーナリスト・キャスター 森まどかさん
学習院大学法学部政治学科を卒業後、医療・健康・介護を専門とする放送局のキャスターを経て、独立。
医療ジャーナリストとして、「ひるおび」「ワイドスクランブル」「ゴゴスマ」などでニュース解説、執筆、医療コンテンツの企画・プロデュース、シンポジウムのコーディネーターなど幅広く活動している。
日本医学ジャーナリスト協会正会員、ピンクリボンアドバイザー。
ぜひ、貴社媒体でお取り扱い頂きますようお願い申し上げます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さいませ。
取材に関するお問い合わせ
アフラック生命保険株式会社 大阪総合支社 担当:三輪・新井 TEL:06-6206-3502
三輪: [email protected] 070-7035-3387 新井: [email protected] 080-2158-3381