低糖質食に特化した飲食店「低糖質食専門店ローカーボキッチン然-zen-」を経営するJ-Inter株式会社(本社:大阪府高槻市、代表取締役:守田幸司)は、低糖質食品を製造する就労継続支援B型を2023年1月5日からオープンしました。
■背景
近年、糖質制限ダイエットの定着や生活習慣病予防への対策、また糖尿病等の食事制限が必要な疾患の患者増加などで、低糖質食の市場は拡大しています。一方、てんかんや知的障がいなど、投薬で治療が難しい疾患の行動改善に低糖質食が有効であるというエビデンスが注目されてきております。
※ケトン食療法が2016年より保険適用
このように、低糖質食は健康対策としてだけでなく、てんかんや知的障がい等をお持ちの方々への食餌療法としても注目を集めてきております。医師等からは、一般的に知的障害の方々は、食事が高カロリー、高糖質に偏りがちで肥満や糖尿病などの健康問題につながっているとの情報提供もあり、今回、低糖質食品を製造する就労継続支援B型を展開することに至りました。
■特徴1
弊社が強みを有する低糖質食品を「作って、食べて、やりがいを感じる」就労支援事業に参入します。弊社であれば、フランチャイズ向け等の低糖質食の仕込み作業をしていただき(作る)、お食事として低糖質の食事を提供し(食べる)、自分たちが作った食事をお客様が食べている姿を見る(やりがいを感じる)という、他社にはない「健康・やりがい重視型」の就労継続支援B型となります。
■特徴2
利用者は低糖質食品を作り、レストラン品質の低糖質の食事が食べれる満足度が高い内容のため、無理なく継続でき、健康改善や症状の緩和につながります。また、高槻市のふるさと納税への出品、話題になってきている冷凍専用の自動販売機も設置予定で、作った商品が売られているところを実感しやすく、やりがいを感じやすい環境づくりをしております。
■特徴3
JR 京都線高槻駅より徒歩3分の立地であり、利用者やそのご家族が通いやすい場所となっています。各部屋に防犯カメラを導入し、見守ることで、利用者の安全を担保します。利用者は健康で落ち着いた生活を送ることができ、将来のステップアップが可能になります。就労支援と低糖質食のシナジー効果は今後の就業支援施設においてイノベーションとなりえます。
■将来の展望
低糖質食品の市場を分析する㈱富士経済「主食におけるウェルネス市場の現状と将来展望」によると、低糖質食品の国内市場規模は、2019年で 3,612 億円となり2020年には 3,650 億円超が見込まれています。生活習慣病予防や、ダイエットニーズに加え、近年の低糖質食品ブームにより堅調に拡大しています。他方、厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」によると、肥満度を表す指標であるBMI が25を超える人の割合は、男性で約30.6%、女性で約18.2%となっており、国民のおよそ4人に1人は肥満であるとされています。しかし、知的障がい者の肥満度は肥満判定となるBMI25以上が男性で65.2%、女性で68.8%である。
※(出典:障害者.com知的障害者の体型についてふと考える~肥満か痩せ型か、はたまた筋肉質か)
肥満の原因のひとつに糖質の過剰摂取が挙げられます。障害者の健康・肥満度の改善は介護者にも大きなメリットがあり、低糖質食品の市場は年々伸長していることや食餌療法に注目が集まっていることからも当事業はイノベーションになりえると考えます。
<施設の概要>
施 設 名:ふぉお優
住 所:大阪府高槻市芥川町1-11-9 SKビル2F
電話番号:072-691-6535 FAX : 072-691-7656
利用時間:10:30~15:30
U R L : https://for-you.work
<ふぉお優のコンセプト>
4つの優しさ《心・健康・人(家族)・環境》を貴方に~for you~の想いで立ち上げた就労継続支援B型の施設となります。
各クローバーの葉の配色に優しさを込めて、支援により翼を持って羽ばたいていってほしい想いをロゴに込めております。
<会社概要>
商 号:J-Inter株式会社
代 表 者:代表取締役 守田 幸司
所 在 地:大阪府高槻市芥川町1-11-9
事業内容:[低糖質食専門店ローカーボキッチン然-zen-] の運営、就労継続支援B型 [ふぉお優-for you-] の運営
<本件に関する問い合わせ>
問い合わせ先:ふぉお優(担 当 者 :天野)
TEL:072-691-6535
FAX:072-691-7656
E-Mail:[email protected]