京都西陣で伝統産業の産廃素材を再利用し、アップサイクルハンドメイドアクセサリーを製作する「sampai(サンパイ)」が、伝統産業やサスティナブルへの学びを深める子ども向けワークショップを開催決定。9月23日(金)から25日(日)までイオンモール京都桂川【月の広場】にて実施。対象は未就学児(保護者同伴)を含む小中学生。伝統素材に直接触れる『オリジナル缶バッチ製作』の他、sampaiが有限会社フクオカ機業の協力を得て開発した『職人すごろく』を約30分間のワークショップ内で実施する。大量消費や海外生産が主流となり、跡継ぎ問題や、職人不足が危惧される現代で、京都に住む子どもたちに対し、伝統産業認知の向上や素材に触れ技術を直接目にしものづくりへの興味関心を高めるなどの、「知る・学ぶ」の機会提供を目指す。
【産廃素材活用の視点から、伝統産業を教育の力で未来に繋ぐ】
sampaiでは、伝統・地場産業から出る産業廃棄素材を再利用し、伝統素材の特性やこだわりを活かしたハンドメイドアクセサリーを製作している。「産廃を減らす、想いを紡ぐ。」のミッションの下、商品販売を通して伝統産業の置かれる現状や素材提供企業の取り組み等を消費者に伝えている。
先進国でも特に、親の仕事を知らない割合が高校一年生時点で15%を越える日本では、両親の職業のみならず、地場産業や地域の伝統産業認知は年々減少していると考えられる。跡継ぎ問題や、職人不足が危惧される中、これからの時代を創る子ども世代に、小さな頃から地域の伝統産業や素材そのものに触れる・学ぶ機会の提供が重要である。
【西陣織ができるまで、職人の仕事をすごろくで学ぶ】
sampaiでは、素材提供企業である有限会社フクオカ機業に協力を仰ぎ、西陣織ができるまでの製造工程や関わる職人の仕事を可視化した『職人すごろく』を開発。子どもたちが職人になりきり、学びながらゲームを楽しむことができるゲーミフィケーションによる「学び×遊び」の教育効果を期待する。『職人すごろく』内で、『オリジナル缶バッチ製作』に使用する伝統素材を選び素材に触れる時間を提供する。缶バッチ素材には、西陣織・絹糸・アフリカンバティック・シルクレース・京友禅を使用予定。
京都西陣で事業を行うハンドメイドブランドとして、大量消費や海外生産が主流となる現代で、これからの暮らし、価値観、精神性といったことを見つめなおす必要がある。伝統産業の持つ文化的な価値や、工房が職住一体エリアにあるという強みを活かし、地域の子どもたちと伝統産業事業者の密接な関係を築くことが新たなミッションだと考える。
【イオンモール京都桂川 sampaiワークショップ概要】
親子同伴、ご兄弟での参加可能。おひとりで参加のお子さまはsampaiスタッフ、もしくは同じくひとりでお越しのお子さまと一緒にすごろくを実施。
場所:
イオンモール京都桂川 (南口)1階月の広場にて開催(京都市南区久世高田町376-1)
https://kyotokatsuragawa-aeonmall.com/
アクセス:
JR京都線桂川駅直結、阪急京都線洛西口駅から徒歩5分
日程:
9月23日(金・祝)午前11時〜午後4時
9月24日(土)・25日(日)午前10時〜午後4時
体験時間:
30分程度(開催時間中、30分毎に実施)
参加費:
500円(オリジナル缶バッチ2個付き)
★sampai公式インスタフォローにて職人すごろくシートをプレゼント
ご予約
https://forms.gle/22REESY54JiYnEPF7
※予約なしでも参加可能、定員に達した場合は次の回までお待ちいただく場合がございます。
<sampaiとは>
sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用したハンドメイドアクセサリーブランドです。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを作ります。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創ります。京都新聞や、テレビ大阪、毎日放送、NHKにも取り上げられ、 2022年度大学SDGs ACTION AWARDSでオーディエンス賞を受賞。
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/
<sampaiに関するお問い合わせ>
sampai 代表 :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :[email protected]
TEL :090-8097-5232
sampaiに興味のある記者様、産業事業者様、教育関係者様はぜひお会場に越しいただきsampaiのコンセプトをご覧いただきたいと思っております。出店中のご取材もお受けしておりますので、上記メールアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
これまでのプレスリリースはこちら:https://www.value-press.com/corporation/74121
会社名:tano -頼-
担当者:宮武愛海
TEL:090-8097-5232
MAIL:[email protected]
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