2022年02月18日

合格者数80人のうち、KEC生45人が合格!!
奈良県最大の学習塾KECが一条高校附属中学校の入試問題を分析
~競争倍率は4.44倍、「考える力」「表現力」が問われる入試となりました~

株式会社ケーイーシー

奈良県で最大級の学習塾を運営する株式会社ケーイーシー(奈良県生駒市代表:小椋義則)が、 2022 年 4 月に新規開校する、奈良市立一条高等学校附属中学校(以下、一条高附中)の入試( 2022 年 1 月 29 日実施)内容について分析した結果を発表します。

出典:令和4年度奈良市立一条高等学校附属中学校入学者選抜 合格者数

■2022年4月に開校する一条高附中。「考える力」「表現力」が重視される入試に
 一条高附中は、奈良市立一条高等学校の附属中学として2022年4月に開校します。公立高校の附属中学校として注目を集め、初年度は80人の募集に対し、約4.4倍の355人が受検しました。

 入学者の選抜は、「国語・社会領域」にあたる適性検査Ⅰ(100点)、「算数・理科領域」にあたる適性検査Ⅱ(100点)、面接(30点)、小学校の調査書(20点)の250点満点で行われ、合格者の平均点は156.3点となりました。すべての領域において記述式の問題が出され、「考える力」「表現力」が問われる内容となりました。

■適性検査Ⅰ(国語・社会領域):傾向および出題形式
 国語領域では設問が全部で7問、「知識・読解・作文」の3本柱で構成されました。設問数や全体のバランスを見ても、「知識」と「作文」問題の比重は高いと言えます。学校のサンプル問題と実際の入試問題を比較した結果、出題形式(問われ方)は様々であると考えられるため、どのような出題のされ方であっても的確に答えを導くことができる「現場対応力」を磨くことが、今後の対策として求められるでしょう。

 社会領域では設問数は9問でした。問題形式は記号選択が4問、語句記述が1問、記述問題が4問の構成でした。社会科の基本的な知識に加えて、資料を読み取る力、自分自身の体験や意見をまとめる表現力が求められます。特に表現力については、学校が発表している、学校が求める生徒像である「物事に興味、関心を持ち、得た知識や事実をもとに自分の考えを表現できる子ども」に相当していると考えられます。

■適性検査Ⅱ(算数・理科領域):傾向および出題形式
 算数領域は大問数2問、小問数10問でした。問題の難易度は標準的なものが多いものの、条件を整理して筋道を立てて分析や考察を行う問題も出されており、時間配分が非常に重要でした。素早く情報を読み取り、的確な判断力を必要とした一方、式や言葉を使って説明する問題が2問出題されており、きちんと問題の条件に合うように筋道を立てて論理的かつ分かりやすく表現する力も必要となる検査となりました。

 理科領域では大問が2問(化学分野と生物分野)、設問数は8問でした。問題形式で分類すると、記述問題が4問、図示問題が1問、記号選択問題が3問の構成でした。「基本的な知識」「実験を組み立て、説明する力」「実験結果から分かることや分かる規則性を発見し説明する力」が問われる検査でした。

■面接(個人発表・グループディスカッション):傾向および出題形式
 学校発表の検査内容は面接となっていましたが、個人面接及び、グループディスカッションで合計30点満点の検査となりました。
 個人発表は5人1グループでの集団面接が行われ、「自分がこの学校でしたいこと」をテーマに、挙手制で答えるものでした(1人1分)。学校発表の面接内容は「入学や学校生活の意欲と適性等を判断する」となっており、その意図に沿った内容が出題されました。
 グループディスカッションは「中学に入学してからのスローガンを考える」というテーマで、10分程度の時間が与えられました。

■一条高附中 合格者数80人のうち、当塾から45人が合格
 一条高附中が発表している合格者数80人に対し、当塾の塾生は45人が合格。合格者数に対する割合は約56%となりました。「考える力」や「表現力」が重視されるのは国公立中入試の大きな特徴です。それらの能力は一朝一夕で身につくものではなく、指導側にも根気を必要とします。KECでは長年にわたり国公立中学の入試を正確に分析し、どのように対策をすれば「考える力」「表現力」が身につくのかという指導ノウハウを蓄積してきました。そのような取り組みが今回の合格者数につながったと考えております。

■KECが国公立中入試に強い理由
①奈良県最大規模の学習塾が実施する模擬試験
今年度「一条高附中対策模試」を2回開催し、2回の模試とも小6生だけで300人近くの応募がありました。実際の一条高附中の受験者数が350人程度でしたので、一条高附中を目指すほとんどの方にKECの模試を受けていただけたことになります。この大規模模試を開催できたメリットは非常に大きく、実際の受験者の学力状況を把握した上での高精度な合格予測ラインが設定でき、また、その合格設定ラインとのギャップを埋めるための質の高い対策授業の実施が可能となりました。大規模模試データやこれまで蓄積してきた膨大な国公立中学受験生のデータも駆使しながら、合格への最短ルートに導きます。

②独自の科目「表現力」の設定
KECでは長きにわたって独自の科目「表現」の中で、自分自身の考えや思いを表現する指導に力を注いできました。「表現」の授業は一方通行ではなく、「君ならどのように考える?」と、コミュニケーションをしながら進めていく授業です。意見交換の中で、生徒は自分の意見を言葉で表現する楽しさを覚え、考え方や表現の幅を広げていきます。受験だけではなく、将来に続く表現力を育みます。

③国公立中学の入試問題を熟知したプロ講師による添削
記述問題の添削をご家庭で行うのは非常に難しい作業です。市販の問題集の模範解答は大人が作成した解答で、子どもが時間以内に書ける解答ではないことも少なくありません。KECゼミナールでは、国公立中学の入試問題を熟知したプロの講師が生徒一人ひとりの答案を添削し、記述問題で押さえておくべきポイントを指導しています。この繰り返しにより、記述力がアップしていきます。

株式会社ケーイーシーについて
1977年に生駒市の文化住宅の一角で学習塾をスタートしたKECグループは、「人間大事の教育」という企業理念に基づき社会で求められる力を育む教育指導をひたむきに行ってきました。2017年には教室数が37教室となり奈良県最大規模の学習塾となりました。
学習塾のほか、英語教室、プログラミング教室、企業主導型保育園(2018年8月開講)などの様々な教育事業を行っています。

※当塾は、近年大きく変化する奈良県の入試事情や学校教育について、最新の動向を把握しており、
 専任講師へのインタビューも可能です。

※ぜひ、貴社媒体でお取り扱い頂きますようお願い申し上げます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さいませ。





◆お問合せ先

●取材に関するお問い合わせ●
株式会社ケーイーシー 広報事務局  担当:田村・後藤
TEL:06-4708-3766  E-mail:[email protected]

◆プレスリリース画像
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模擬試験の様子
◆プレスリリースPDF
【697.46 KB】

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