2021年04月13日

~ カスタムカーで培った技術をベースに、低価格の救急車を製造する会社が堺市にあります~
【大阪・堺】救急車製造の経験を活かし、
コロナ感染症対策「ビニールカーテン」
「ストレッチャーカバー」を開発・販売

CK Company有限会社(大阪・堺市)

 救急搬送車の製作・販売や、自動車の板金塗装や整備などを手がけるCK Company有限会社(大阪府堺市中区深井畑山町237-4)はこのたび、新型コロナウイルス感染症対策用の使い捨てができる「ビニールカーテン」を開発。救急車や院内に取り付けることができるキット「OHアングル」とともに販売を開始しました。
 また患者様を運ぶストレッチャーに取り付ける「ストレッチャー用フードカバー」の販売も開始しました。

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感染症対策用ビニールカーテン (巻いた状態)

■「感染症対策ビニールカーテン」開発の経緯・・・救急車用、室内用、ワクチン接種会場用にも
 当社では2019年10月より中古のハイエースをベースにした救急搬送車の製造を行っており、地元の堺市のみならず、全国で21台を納車しております。コロナウイルス感染症の拡大以降、救急搬送車のニーズが高まっているだけでなく、救急隊員を守るための感染防止カーテンのニーズも高まっています。さらにはワクチン接種会場における飛沫防止のためにも、安価で使い捨てができるビニールカーテンが注目を集めています。

 そこで当社ではこのたび、使い捨てが可能で、向こうが見通せる(=患者様の顔が見える)クリアータイプの「感染症対策ビニールカーテン」(長さ12.5m×幅2.1m、1本=2,365円)と、取り付けキット「OHアングル」を開発・販売を開始しました。

 救急車として一般的な車種である「トヨタ ハイメディック」に簡単に取り付けることができる「OHアングルキット」(1台分=19,800円)は、「感染症対策ビニールカーテン」と「OHアングル」とがセットになっており、このセットだけで1台分の救急車に対して、新型コロナ感染症防止カーテンを設置できるものとなっております。

■「ストレッチャー用フードカバー」も開発・・・患者様が万一、感染症であっても安全に搬送できる
 また当社では、救急車に患者を乗せる際に使用するストレッチャーに装着し顔面部分を覆う「ストレッチャーカバーSH」も開発しました(6万3,800円) 。当初は患者様の「プライバシー保護」「雨よけ」のニーズから開発をしたものですが、飛沫防止のためにも有用であることから、上面を透明にし、患者様の状態をより確認できるように改良したものです。

<感染防止用カーテンを、堺市消防局に導入!徳島や奈良などからも引き合いがあります>
当社では2020年5月に、救急車内で使用する「感染防止用カーテン」(使い捨てではない旧タイプ)を開発し、堺市消防局に寄贈しました(左写真)。しかしながら実際の現場では患者様を運ぶ度にカーテンを消毒する必要があるなど手間がかかることがわかり、「使い捨てタイプのビニールカーテン」のニーズを知りました。

 今後、ますます必要となっているウィズコロナ対策ですが、中でも医療現場で働く方を守るために必要となるアイテムを今後も開発していきたいと考えております。

当社について
 CK Company有限会社は、大阪府堺市で2003年に設立。福祉仕様車両、ハイエースキャンピングカーなど自動車の新車・中古車の販売・整備、自動車の板金塗装や整備などを手掛けております。
 中でもカスタムカー製作培った技術をベースに始めた救急搬送車製造は、従来約1,500~1,800万円(医療機器を含むと約3,000万円)かかった救急搬送車を約350万円~(中古車ベースの場合約300万円~)と低価格で提供できるとあって、2019年10月に販売を開始以来、好評をいただいており既に全国で21台を納車しております。

カスタムカーの製作技術を、救急搬送車の製造に生かしています

▼代表を務める遠藤弘教(41歳)は、15歳から自動車整備の仕事を始め、23歳で独立。カスタムカーの本
 場、アメリカで「グラインダータトゥー」というアート技術を習得し、日本に持ち込みました。その後、
 約10年間カスタムカーの製作を行ってきましたが、34歳で誕生した子どもが入退院を繰り返したことか
 ら医療業界で必要とされる福祉車両に関心を持ちました。

▼その頃、近隣病院から救急車や福祉車両の板金・塗装の仕事が舞い込んでいたこともあり、福祉車両の代
 車事業・レンタカー事業を着想。中でも救急車は非常に高価のため、民間病院が独自に保有することが難
 しいことを知り、技術を生かしてオリジナルの救急搬送車作りに取り掛かりました。

▼車両本体はトヨタハイエースの福祉車両を使用しますが、救急搬送車に転用するための強度テストや、内
 部に設置する医療設備、ストレッチャー、シートベルトなど、求められる水準に達するまで約4年の歳月
 を必要としました。

▼医療機器を稼働させるための100V電源、万一の際も40分~1時間は電源が切れないバッテリーなどの電気
 系は、カスタムカー製作の技術(カーオーディオやドレスアップ照明用)を応用しました。ストレッ
 チャーのパイプ部分は、カスタムカーのマフラー製作の技術を活用して加工しています。

当社はカスタムカー製作から始まった、堺市の自動車整備工場です。代表の遠藤が8年前から独学で始めた救急車の製造が軌道に乗り、今年2月には新社屋を竣工。救急車の生産ラインを拡大させています。
ぜひお取り上げ下さいますよう、お願い申し上げます。

◆お問合せ先

本リリースに関するお問い合わせ・取材について
CK Company有限会社(大阪府堺市中区深井畑山町237-4)  
担当: 遠藤  TEL: 072-260-4321  携帯: 090-9690-3437  E-mail: [email protected]

◆プレスリリース画像
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救急車に取り付けた場合 (OHアングルで簡単に取付可)
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ストレッチャー用フードカバー
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堺市消防局の救急車に、 当社の感染防止用カーテンが使われています
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当社で製作した救急搬送車。 主に病院間の患者の搬送に使用します
◆プレスリリースPDF
【948.84 KB】

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