奈良県で最大級の学習塾を運営する株式会社ケーイーシー(奈良県生駒市 代表:小椋義則)は、学習指導要領改訂により2021年4月から実施される、中学校全教科書 全面改訂のポイントと対策を発表いたします。
■コロナ、大学共通テスト導入、教科書全面改訂、デジタル教科書・・・2021年は教育革命年?!
新型コロナウイルス感染症の影響で、 ICTを活用した授業や在宅学習が日常的となり、子どもたちの教育をとりまく環境は大きく変わっています。2021年は、大学ではセンター試験に代わり共通テストが導入されるなど大学入試改革が行われ、それに伴い4月から中学校全教科書が全面改訂となるなど、中学校教育も転換期を迎えます。特に英語教育は、学習時間は変わらないまま単語量が2倍になり、内容も高度化するなど激変します。さらに現在、2024年の小学校教科書改訂のタイミングでデジタル教科書の本格導入(小中学校)を巡る議論が白熱しています。
当社では、早い段階から中学校全教科書 全面改訂に対応する教育に取り組んでおりますが、子どもたちの学習にどう影響するのかと不安に感じていらっしゃる方も多くいらっしゃることから、中学校全教科書 全面改訂のポイントと対策を発表いたします。
【全体について】
・「知能」「技能」だけでなく「思考力」「判断力」「表現力」の育成を重点化 ※単純な暗記が減る
・資料から必要な情報を探させるような取り組みが増える
・得た知識や技能を積極的に活かすような実用性や主体性を育成する
【各教科について】
■英語 ★特に重要!!
・単語数が約2倍になる
小学校で600から700単語、中学でさらに1600~1800単語を学習することになり、小中通じて、従来の約2倍の単語を覚える必要がある
・新しい学習単元が追加され学習内容の移行
高校の学習単元であった「仮定法」「現在完了進行形」「SVOC(原形不定詞)」が中学3年生で学習する内容に追加。中学3年生で学ぶ単元が増えた分、小学校や中学1年生で学ぶ内容が増える
■数学
・「データ活用」の領域で大幅に学習する時期が変わる
・「累積度数」「反例」「四分位範囲、箱ひげ図」の3つが新たに追加
■理科
・中学の学習単元のうち、「植物・動物」の領域で大幅に学習する時期が変わる
■国語 大学入学共通テストや高校の論理国語に繋がる内容が追加
・「情報」の読み取り(図、グラフ、絵などの資料を用いた文章から必要な情報を読み取る)
・「思考力・判断力・表現力」を養う/活用する内容
【対策について】
■英語の4技能を意識的に鍛える
新学習指導要領では、小中高を通して「読む・聞く・話す・書く」の英語4技能をバランスよく
習得することを目指しています。
また、指導内容のボリュームが増える一方で、授業時間は変更がないので、計画的かつ効率的な学習が求められます。
■思考力を計画的に育む
知識の詰め込みだけでは、新学習指導要領によって各科目で重視される「思考力」を試す問題に対応できません。学んだ知識と知識を組み合わせたり、知識をもとに推測したり、といった訓練で、 「思考力」型問題への対応力と同時に「思考」を相手に伝えるための表現力・プレゼンテーション力を身につける準備をしていきましょう。
【当社の取り組み】
・英語学習においては、すでに新学習指導要領導入を見据え、授業時間の増加・カリキュラムの改訂などを実施済。また小学生時からのオンライン英会話の導入によって、4技能強化の取り組みも積極的に推進しています。
・小学生には思考力・表現力を育成するための「表現」という独自の授業を15年以上前から導入しています。
また、授業内外のイベントなどを通じて、「文章作成指導」「キャリア教育」を行うことでも、「思考力」「表現力」育成の取り組みを行っています。
各教科の詳細については、ご説明可能な講師が揃っております。
ぜひ、貴社媒体でお取り扱い頂きますようお願い申し上げます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さいませ。
株式会社ケーイーシーについて
1977年に生駒市の文化住宅の一角で学習塾をスタートしたKECグループは、「人間大事の教育」という企業理念に基づき社会で求められる力を育む教育指導をひたむきに行ってきました。2017年には教室数が37教室となり奈良県最大規模の学習塾となりました。
学習塾のほか、英語教室、プログラミング教室、企業主導型保育園(2018年8月開講)などの様々な教育事業を行っています。
●取材に関するお問い合わせ先
電話=06-4708-3766
メール=[email protected]
ケーイーシー広報事務局 担当=八尾、後藤