西国第13番札所 石山寺
月を見るなら石山寺。石山寺から見る月と、琵琶湖の情景を讃えた「石山秋月」は近江八景のひとつ。この月を見て、紫式部は「源氏物語」の着想を得たといわれています。また、境内のあちこちで観られる巨石は、天然記念物の硅灰石。巨大な岩盤の上に建つ、ダイナミックな景観も石山寺の魅力のひとつです。広大な境内では、早春の梅から始まり、一年を通じて四季折々の花が楽しめます。令和2年は新天皇の御即位を記念して、3月18日から6月30日まで、勅封秘仏である本尊、如意輪観世音菩薩を特別公開。約5メートルもの巨大な像は、その穏やかな表情で、溢れんばかりの慈悲の心を伝えます。
拝観時間 8時~16時30分(入山は16時まで)
入山料 600円
〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 TEL:077-537-0013 駐車場有
JR琵琶湖線石山駅から京阪バス大石小学校行き、石山団地行き(野々宮経由)、
新浜行き、南郷二丁目東行きで約10分、「石山寺山門前」下車すぐ
または京阪電車石山坂本線石山寺駅下車、徒歩約10分
西国三十三所は2018年に草創1300年を迎えました。
2020年12月18日(金)まで、記念事業期間だけの特別な行事を展開しています。
西国三十三所「観音菩薩は33の姿になって人々を救う」
西国三十三所は、和歌山県、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県の2府5県にまたがる33の寺院を巡る日本最古の観音巡礼。その歴史は養老2年(718年)にさかのぼります。
奈良の長谷寺の徳道上人は、病で仮死状態となったとき、閻魔大王から、三十三所の観音霊場の功徳を世の中に広めるようにと33の宝印を授かりました。
今や大ブームの御朱印。そのルーツは西国三十三所に
閻魔大王の約束の証である宝印を33すべての寺院で集めると、極楽往生の通行証となる。これが西国三十三所観音巡礼の始まりであり、現在の「御朱印」のルーツとなりました。今や大ブームの御朱印集め。人気の秘密は、そのご利益はもとより、どれだけ眺めても見飽きない筆文字の美しさにあります。
参拝の後は甘いものでほっこり。笑顔を誘うスイーツ巡礼
スイーツには人の心を和ませる力がある。西国三十三所の札所寺院では「スイーツ巡礼」と称し、各寺院がおすすめの認定スイーツをご案内しています。参拝の疲れを癒すお楽しみとして、またご当地のお土産としてぜひお試しください。
西国三十三所札所会事務局
京都市中京区新町通三条上ル町頭町112 菊三ビル501
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