関西を中心に地域密着型コミュニティホテルを展開する株式会社ホロニック(本社: 神戸市東灘区向洋町中6-9、代表取締役社長:長田 一郎)は2018年11月1日(木)、興福寺・中金堂の約300年ぶりの再建に合わせ新ホテル「セトレならまち」(所在地:奈良市高畑町1118、支配人:岸本 舞)を開業いたします。
■目の前は五重塔!建築材、造り、家具、食材まで全て地元にこだわったオール奈良のホテル
「セトレならまち」は、奈良のランドマークである興福寺五重塔を望む猿沢池の畔に位置します。明治元年より創業150年の歴史を誇る老舗旅館「吉田屋旅館」(本社:奈良市高畑町246/代表取締役:吉田 和隆)の別館「ホテル大和路」の跡地に建設を行い、「ホテルセトレ」ブランドの5つ目として当社(株式会社ホロニック)が運営を行います。これまでの歴史や文化、伝統を重んじつつ、「奈良を紐解き、奈良を創るホテル~これまでの歴史がこれからの100年に~」をコンセプトに、さらにこれからの100年を見据えた”不易流行のホテル”を目指します。
建築は、 早稲田大学卒業後に安藤忠雄建築研究所を経て独立し、現在は建築家としての設計のほか、滋賀県立大学で教授も務める芦澤竜一氏がデザインを手掛けます。地元の材木や土、石などを用い、奈良で培われた技術や構法を伝承する建築を目指した設計を進めております。共有スペースや客室の家具は国産家具メーカーの株式会社ワイス・ワイスと奈良県とコラボレートし、奥大和地域で植林したスギやヒノキを使用します。レストラン「DINNING IN THE NARAMACHI」では、大和野菜や大和牛などの地域の食材を生かし、ジャンルにとらわれない創作料理をコーススタイルで提供いたします。
■“泊まらない”都市から”わざわざ泊まる“都市へ。27歳女性支配人が目指す改革
数々の観光名所があるにもかかわらず、観光地の密集、名産品やお店の少なさ、などから奈良県は観光客の滞在時間が短く、建造物の高さ制限、遺跡出土で建設が進まないことに加え、京都や大阪に宿泊客を持って行かれるなどの要因からホテル客室数は全国最下位クラスで「泊まらない都市」と言われています。さらに近年は観光客が団体から個人へと変化していることから、これまでの修学旅行客などの団体主軸の経営スタイルの見直しが必要です。ホテル建設ラッシュが進む中、当社は27歳女性支配人岸本舞を筆頭に、団体客向けの老舗旅館から、個人が「わざわざ泊まるホテル」への改革を目指します。
【セトレグループ について】
株式会社ホロニックが運営する地域住民・地域社会のためのコミュニティホテル「SETRE(セトレ)」。「RESET+REVIVE」をコンセプトに、時代の文化の中で見失われてきた数々の宝物、地域に眠る「物語」を新たな「価値」に変えてお客様に届け、人と人、人と地域の絆を結ぶ「コミュニティホテル」を目指す。2005年神戸市垂水区に1号店「ホテルセトレ」をオープン。08年には国民年金宿舎をリノベーションし、2号店となる「セトレ ハイランドヴィラ姫路」を兵庫県姫路市にオープン。13年にはセトレグループ初となる新築で「セトレ マリーナびわ湖」を滋賀県守山市にオープン。15年には、九州初出店となる「セトレグラバーズハウス長崎」を長崎県長崎市にオープン。現在はホテル4施設の経営及び運営を実施。
施設概要
所在地: 奈良市高畑町1118 (近鉄奈良駅より徒歩7分)
総敷地面積:1,210.35 m2
ホテル延床面積:1992.97 m2
開業時期:2018 年 11 月 1 日
施設:客室 32 室、レストラン、ラウンジ、ライブラリー、匠室(マイスタールーム)、中庭テラス、屋上テラス等
ぜひ貴社媒体でのご取材いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。内覧会は10月下旬に予定しております。
詳細は9月配信予定のプレスリリースでお知らせいたします。ご不明な点などございましたら、下記までご連絡下さいませ。
●取材に関するお問い合わせ先
セトレならまち 広報事務局 担当=後藤、八尾
電話:06-4708-3766 E-mail [email protected]