大阪市内河川で「落語家と行く なにわ探検クルーズ」「とんぼりリバークルーズ」などのクルーズを運航する一本松海運株式会社(大阪市北区中之島6-4-7、代表取締役社長:一本松 榮)は2017年9月24日(日)~10月9日(月)まで、江戸時代の「淀川三十石船」の航路を再現したクルーズ「蘇れ!!淀川の舟運」の運航を開始します。
■江戸時代の「淀川三十石船」を再現!走行距離は全長約16.1キロ!
「蘇れ!!淀川の舟運」は、江戸時代に大坂・八軒家浜(はちけんやはま)~京都・伏見を繋いだ「淀川三十石船」を再現したクルーズプランです。八軒家浜は、江戸時代に主要な港として栄えて、人や物を運ぶ「三十石船」が多く運航していました。しかし、文明の進歩とともに、船を利用した航路は一度姿を消してしまいました。それから年月が経ち、水辺の生活を見つめ直すきっかけにしてもらいたいとの思いから企画いたしました。
コースは、枚方~八軒家浜間の全長約16.1キロで、淀川の歴史についての解説や、当時歌われていた「三十石船唄」の披露もあります。「市立枚方宿鍵屋資料館」の見学も含まれているので、当時の賑やかな舟運の雰囲気を楽しむと同時に、「淀川三十石船」の中継港として栄えた枚方宿の歴史を体験することができます。
見どころは、新旧淀川の水位差を調節して船の航行を助ける「毛馬閘門」です。パナマ運河の閘門と同じ仕掛けで、淀川水系では唯一現役稼働をしている閘門です。毛馬閘門の通過は他では体験しがたいひとつのハイライトです。
是非、貴社媒体でご取材いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
■「淀川三十石船」とは?
江戸時代、大坂が「天下の台所」としての役割を担うようになると、淀川が経済の大動脈となり舟運による輸送が活発に行われていました。京・大坂という二大都市を結ぶ重要な交通路淀川は、豊かな水量を持ち、往時には1000艘以上の船が行き交いました。「淀川三十石船」は京都・伏見と大坂・八軒家を結んだ乗合旅客船で、その様子は『東海道中膝栗毛』や歌川広重の浮世絵にも描かれています。
枚方は、京都・大坂を結ぶ京街道の宿場町として、また淀川舟運の中継地として栄えました。平成7年に歴史街道モデル事業地域に指定された旧枚方宿には、当時の面影をしのばせる町家が今も残っています。三十石船の船待ち宿として繁盛した「鍵屋」は、平成13年7月に「市立枚方宿鍵屋資料館」としてオープンし、町並みのメインスポットとして、枚方宿の歴史や淀川舟運の賑わいを現代に伝える展示施設になっています。
【「蘇れ!!淀川の舟運」コース詳細】
運航日程:2017年9月24日(日)25日(月)27日(水)28日(木)29日(金)30日(土)
10月2日(月)4日(水)5日(木)7日(土)9日(月)全11日程
料 金:上りコース おとな(中学生以上)6,500円、こども(小学生)4,200円
下りコース おとな(中学生以上)4,500円、こども(小学生)2,200円
※鍵屋資料館入館付き
定 員:45名
乗船方法:予約制
予約方法:TEL 06-6441-0532(一本松海運、9:00~18:00)
コース内容:上りコースと下りコースの2種類を運航
〈上りコース〉
10:00八軒家浜船着場~大川・毛馬閘門・淀川~12:30(予定)枚方船着場
※特製弁当「菊御膳」付き(下船後に鍵屋資料館でお食事となります)
〈下りコース 〉
13:00鍵屋資料館~13:30枚方船着場~淀川・毛馬閘門・大川~16:00(予定)八軒家浜船着場
※季節の枚方銘菓付き(船内でお渡しします)
●取材に関するお問い合わせ●
一本松海運株式会社 広報担当 鈴木 麻希
大阪市北区中之島6丁目4-7
TEL 06-6441-0532 FAX 06-6441-0530
メール [email protected]