2006年脳卒中国際会議にて毎年10月29日を「世界脳卒中デー(World Stroke Day)」とすることが宣言され、脳卒中に関する啓蒙活動が行われている。脳卒中発症後、退院すると孤独感を抱く方が多く、うつ病に繋がる危険性もある。動きのコツ研究所リハビリセンター(兵庫県西宮市、代表:生野達也)は、退院後の孤独の解消やコロナ鬱の予防を目的に、医療従事者と脳卒中当事者が一緒に過ごす「リハビリ合宿」を10月31日〜11月1日の日程で4年ぶりに開催する。東京や広島から43名が参加予定。
【解決したい課題】
・脳卒中は国内の死因の第4位を占める
・脳卒中に関する啓蒙活動が不十分
・脳卒中発症者の退院後の孤独でうつ病の危険
・コロナ禍で対面形式の交流の減少
【実施する取り組み】
・脳卒中の啓蒙活動と、孤独感・コロナ鬱解消を目的
・4年ぶりに「リハビリ合宿」を大阪で開催
・医療介護従事者と脳卒中当事者が一緒に集う
・BBQや対面形式で脳卒中当事者会も開催
日本国内では脳卒中は死因の第4位を占めている。しかし、各自治体では脳卒中の予防や治療に関する啓発活動が不十分であることが課題となっている。また入院患者は退院後に孤独感を抱いている方は多く、孤独感が強いほど、うつ病、生活の質の低下に繋がると報告されている (Theeke.2014)。特に脳卒中当事者では身体機能低下による移動手段の制限により社会的に孤立するケースを散見する。また、長期化したコロナ禍においては、コロナ鬱も広がり、多くの脳卒中当事者にとっては外出しにくい状況が続いている。
今回、コロナ禍で失われた対面形式の交流を取り戻し、脳卒中の啓蒙活動と、孤独感・コロナ鬱解消を目的として、医療従事者と脳卒中当事者が一緒に過ごす「リハビリ合宿」を開催する。脳卒中専門ピアカウンセラーとリハビリ専門家である理学療法士が共同で、対面形式の脳卒中当事者会「未来へつなぐ会」を開催します。また、BBQやフラダンス、脳卒中当事者との交流と挑戦を目的とした企画を予定している。
本企画は、自身が脳卒中当事者であり脳卒中専門ピアカウンセラーの土井畑京子と辻ありさ・橘佳奈枝、動きのコツ研究所リハビリセンター(リモット株式会社)が共同で開催する。すでに募集は締め切っており、東京や広島から43名が参加予定。日程は、2023年10月31日〜11月1日開催、会場は大阪府大阪市港区のホテルロッジ舞洲となっている。
リモット(株) 取材担当:生野達也
電話:050-3390-0152
兵庫県西宮市池田町9−7フレンテ西館305
メール:[email protected]
ホームページ:https://ugoki-no-kotsu.re-motto.jp/